使用する材料は、可能な範囲でより質感の高いものを使いたいと思っております。
高価な素材ばかりを採用するということではありませんが、限られた予算の中で、できる限り無垢の材料(木・金属・石・ガラス・土等)を使用したいなと考えているということになります。天然の材料そのものではありませんが、レンガやタイル、コンクリートなども無垢っぽさを感じることができるため好んで採用しております。
無垢材は同じ材料でもそれぞれが個性を持っており、一つとして同じものはなく、身体にも環境にもとても自然になじむものだと思っております。
石油製の建材は時間が経つにつれただ汚れが気になるだけのものが多いように思われますが、天然の無垢材料は時間と共に深みを増し、年月を重ねるごとにそれに見合った美しい表情を見せてくれるのではないかと思っております。
また無垢材の多くは自然に地球に存在する材料なので、それらを使うことは環境を考えた上でも、またアレルギーなどのシックハウスを考えた上でもとても良い方法だと考えております。