芦屋市で建設中のコンクリート造住宅の現場です。
2階LDKの直上部分にあたる屋根スラブが今回は非常に大きいため、PC鋼材というものをスラブ内に仕込むことになりました。
PC鋼材を一言で言うと緊張材というものなのですが、完成後にコンクリートスラブが垂れてこないようにするために、コンクリートスラブの中にピアノ線を編み込んだ太いケーブルなようなものを通して、予めコンクリートスラブ全体をリフトアップするようなイメージです。こうすることで、通常の鉄筋とコンクリートだけで形成されるスラブよりも広い範囲をカバーできるコンクリートスラブを作ることが可能となります。写真で見えている緑色の線がPC鋼です。今回は数十本入る予定をしております。
コンクリート打設後に専用の機械を使ってPC鋼材を引っ張ることで緊張させます。
芦屋市六麓荘町で進行中のRC造の住宅。
着工してもうすぐ1年近くになりますが、ようやくその全体像が姿を現しました。
堂々としており、思っていた以上の存在感と迫力です。
↑2階LDKからの眺めです。窓の幅は12mになります。
↑廊下から吹き抜けのホールを通って中庭が見えます。
↑2階LDKはほぼ柱や壁がないので、この広い空間の天井スラブを構造的にもたせるのは至難の技です。
↑北ブロックより中庭を通してLDKを見ております。北ブロックからも眺望が見えそうです。
↑LDKより中庭を通して北側のブロックを見ております。
吹田市豊津で建設中のコートハウス。
基礎が完成し土による埋戻しの工事が進んでおります。埋め戻しが完了すれば1階のスラブ工事に移行していきます。
宝塚市の売布で着工するコートハウス。
敷地選びから始まり長い期間を経てようやく着工する運びとなりました。
芦屋市で進行中のRC造の住宅。
1階の壁、2階床面のコンクリートの打設が終了しました。
引き続き2階壁の鉄筋工事もスタートしております。
↑部分的に1階壁の型枠は取り払われております。
↑壁に対して床面の型枠は写真のようにコンクリートがしっかり固まるまでの間はサポート柱を立てて支えさせます。
↑2階LDKの鉄筋工事もまもなくスタートです。
吹田市豊津で建設中のコンクリート造の住宅。
基礎の鉄筋の工事が進んでいます。今回は2筆の敷地を一体として使って建築するのですが、敷地に段差があるためその段差を上手く利用して1.5階レベルに広い収納ルームを計画しています。
芦屋で進行中の鉄筋コンクリート造の住宅。
2階のスラブ(床面)の鉄筋工事が進められております。
視界も開け大阪の町並やビル群をはじめ、和歌山、淡路島あたりまで望むことができそうです。
↑中央に見えるのは2階の廊下、左下に見える穴はエレベーターシャフトになります。
吹田市豊津で進行中のプロジェクト。
今回は地盤の状態が比較的良好であったため、地盤補強は数本の杭のみで済みました。通常、鉄筋コンクリート造は重量が非常に重いため(同じプランだと木造の約5倍程度)、地盤補強が必要になることが多くなります。
基礎の工事前に捨てコンクリートが打設されます。この上に基礎の鉄筋が組まれていきます。
芦屋の六麓荘で進行中の鉄筋コンクリート造のプロジェクト。
1階の壁の鉄筋が概ね組み上がり、それらが型枠パネルで覆われていく段階です。
鉄筋コンクリート造はパネルとパネルの間に鉄筋を組み、そのパネル間に生コン(コンクリート)を流し込んで固めることで建物の躯体を形成します。地震などの外部からかかる応力に対しては鉄筋が引っ張られる外力に耐え、コンクリートが圧縮力に耐えることで、その両方が合わさる形で構造システムとして成立しております。
↑中庭になる部分も見え始めました。
芦屋市六麓荘町で進行中のプロジェクト。
1階壁の鉄筋工事がスタートしました。
↑周囲に足場も建てられ、ようやく工事現場らしい雰囲気に。
↑ゲストルームになるスペースです。