敷地は自然が多く残る丹波篠山市の里山エリアに位置する。
クライアントは趣味を含め生活の幅を広げるべく生まれ育ったこの地に新たに週末住宅を計画された。
敷地は北側に山を背負い南に対して開けているロケーションでクライアントからの要望として既存の庭を取り壊さず活かしたいということ、また水平ラインが象徴的な外観デザインをご希望いただいた。
間取りは一階の既存の庭に対してリビングダイニングを設け、隣に寝室、二階に広めのゲストルームを配置する方向で進められた。
外観は屋根の水平ラインを強調したデザインを採用し、外壁材には耐候性の高いガルバリウム鋼板を用いた。また外壁色は里山に馴染むようブラックが選ばれた。
内部はシンプルなデザインでまとめられ、リビングダイニングの中央には暖炉が設置された。
引き渡し後、ご家族や友人と共に週末に限らず多くの時間をこの住まいで楽しく過ごしてくださっているようだ。