| F1

結局18歳の頃からなので、もう何年通っているのでしょうね。。。
見に行けていない年もありますが、よほどのことがない限り基本毎年鈴鹿へ日本GPを見に行きます。F1以外のレース(SUPER-GT、SUPER FORMULA、S耐)も都合がつけば見に行くことが多く、鈴鹿サーキットはかなり行きつけの場所といえます。
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そもそも僕はタイヤのついているもの全般に興味があり、特に自動車は大好きなのですが、もれなくF1のマシーンのようにエアロダイナミクス(流体力学)によって論理的に作り出されたあの手のデザインはとてもかっこよいと思っている口で、またそういうこととは別の部分で、当時のあの高音かつ爆音のエンジン音に完全に虜にされてしまったわけです。
興味がない人には完全にただの騒音レベルだとは思いますが、F1好きの多くの方は同じようにあのエンジン音を好んでいるのではないかと思っております。
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ただ2014年よりエンジンのルールが大きく変わり、現在は回生エネルギーチャージャーとターボ付V6エンジンによるパワーユニットに変更されましたが、この音は僕には受け入れがたく(音が小さく、そして高音でもない)、当時の高音の爆音が懐かしく思えてなりません。要は迫力がなくなってしまったのですよね。
最近はレースの内容自体もあまり楽しめるものではなくなり(実際他カテゴリーもなかなか面白い)、年に一度鈴鹿で開催される日本グランプリの際は今年もやっとこの日がきた!と楽しみに行くものの、どうも見終わって帰る時には毎回ひじょうに残念な気持ちになってしまいます。
個人的にはこういったレースや興行にはエコとかハイブリッド、電気モーターとか燃費といったようなことは不要だと考えており、単純にエンターテイメントとしての満足度をもう少し上げていただきたいと言うのが本音です。
別でFE(F1の電気自動車仕様みたいなもの)というカテゴリーも作られましたしね。できればエコや省エネはそちらでお願いしたいものです。
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ちなみに昔から鈴鹿でのレース観戦はヘアピンコーナーで見ることが多く、これはマシンのフルシフトダウンからのフルシフトアップのサウンドが聞けることと、マシンの左側面、正面、右側面、リアの全てを見ることができるからで、且つこのコーナーは客席が非常にコースに近く、また柵も低いのでとても見やすいのです。
おまけにここを通る際、車両の速度は60km程度まで落ちるので、マシンやドライバーの挙動など、とてもよく見ることができます。もう最近はカメラも持参しないので上の写真は少し前のものですが、このような写真が素人でも簡単に撮れてしまう訳です。
現在はヘアピンコーナーは全て指定席でチケット料金はそれなりになりましたが、お金のない学生の頃は、ここには自由席というものが存在し当時9000円程度で見れたと思うと、本当に当時は有り難かったなと思ったりもします。
ただ、慣れればなんとも思いませんがこのヘアピンコーナーに行くには少々距離を歩く必要があり、初心者や、小さい子ども、体力のない方には少しつらいところです。という事で、最近は同じく近距離でスロー走行が拝め、かつ東コース全体が見渡せ、アプローチのイージーなQ2席がお気に入りだったりもします。
間違ってもグランドスタンドでは見ません。金額が高いだけで車両が前を通り過ぎるスピードは速過ぎてマシーンがよく見えないですし、まっすぐ右から左へ走り抜けていくだけなので、合わせて見ているとただ首がつかれるだけで僕には全く面白くありません。
think160805 (21)
また最近はF1観戦の仕方もかなり雑になり、当日はひじょうに混むので、レースが始まる直前にサーキットのゲート前で妻に車から降ろしてもらい、終わると同時に混雑を避けるため少し早めにダッシュでゲート前まで走りピックアップしてもらうという有様です。もうグッズ売り場にも用もなく、イベントブースにも行かないのです。
そして近頃は年々F1の人気はなくなり、TV放映も減り、オタクスポーツ化が進む一方です。とりあえずは日本で開催される間は一応毎年通おうとは思っております。
ちなみに特にフェラーリを贔屓しているわけではなく、今は復帰したホンダさんになんとか頑張ってもらいたいなと思っておりますし、それ以上になんとか人気が戻る、或いは願わくばもう一度あの高音の爆音サウンドが聞ければいいのになと思ったりしております。

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